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  • 産後に「恥骨」が痛くなることないですか!?
出産後、意外に多くの人が悩まされることになる恥骨の痛み。一体なぜ痛くなるのか、そしてどうしたら痛みをやわらげることができるのでしょうか? 今回は、産後の恥骨の痛みについて、知っておくべきことをまとめて紹介します。

産後の恥骨痛の原因

産後の恥骨痛とは、どのような痛みなのでしょうか。恥骨は骨盤の一部で、骨盤の下の方、骨盤の前面部を形成している左右一対の骨のことです。その真ん中に、恥骨結合という場所があり、ここは左右の骨盤をつなぐ役割を果たしています。

恥骨痛は、この恥骨結合部付近に痛みが生じる症状です。経験したことのない人だと、どこが痛いのかよく分からないこともあります。痛みの種類も、チクチクと刺すような痛み、ズキズキとした重い痛みなど人によってさまざまです。歩いていると痛くなったり、寝ているうちに痛み出して、朝に起き上がれなくなる人もいます。

妊娠中からこの恥骨痛が起こる人もいますが、妊娠中は何も感じなかったのに、産後少ししてから急に痛み出す、という人も少なくありません。なお初産よりも2人目、3人目を産むときの方が、恥骨痛は起きやすいという傾向もあります。

産後の恥骨痛の原因とは?

産後の恥骨の痛みは、ホルモンの分泌が原因と言われています。妊娠中には「リラキシン」というホルモンが分泌され、これは胎児が成長しやすく、分娩がスムーズにいくように、靭帯をゆるめる働きをします。

しかし、そのゆるみのせいで骨盤に歪みが生じると、恥骨に負担がかかって痛みにつながることがあります。また、出産によって恥骨結合が離開する「恥骨結合離開」もよく起こります。この恥骨結合部の開きがひどいと、痛みの原因となることがあります。

☑産後の恥骨痛はいつまで続くの!?

通常は、産後1カ月を過ぎる頃には痛みが落ちついていきます。ただし個人差があり、長い場合は半年以上痛みが続いてしまうというケースも見られます。産後、長期にわたって恥骨痛が続くという場合は、骨盤の歪みがひどくなっていることがあるので、かかりつけの医師に相談してみましょう。また、免疫力が落ちているときに細菌が入り込み、恥骨結合部に炎症が起きている可能性もあります。この場合も検査を受けることが必要です

産後の恥骨の痛みを和らげ方

恥骨の痛みをやわらげるには、次のような方法があります。痛みがひどいとき、痛みが長引いたときは医師に相談するべきですが、そうでないときにはこれらの方法が役立つはずです。

①骨盤ベルトをつける
骨盤の歪み、ゆるみを治していくために骨盤ベルトを装着しましょう。だんだんと骨盤を正しい向き、位置へと戻していくのに効果があります。
また、骨盤ベルトをつけて恥骨周辺を締めるだけで、痛みが軽減することもあります。


②姿勢を正しくする
骨盤が歪むと姿勢が悪くなっていきますが、逆に姿勢を良くすることで、骨盤の歪みを是正していくこともできます。座るときも、立っているときも、歩いているときも、背筋を伸ばし、骨盤を立たせることを意識した姿勢をとるようにしてみましょう。産後は、特に反り腰になっていることがあるので注意してください。

③適度にストレッチをする
恥骨の痛みを軽減するストレッチをご紹介します。ただ、少しでも恥骨に痛みと感じた方は無理をせず、控えてください。

1:仰向けに寝て、写真のように膝の下にこぶし一つ分が入る程度に足を曲げます。
※足を曲げすぎると恥骨に効かないので注意。

2:ゆっくり左右に膝を倒して10秒キープします。骨盤からももにかけて筋肉が伸びていることを意識して行いましょう。こうすることで恥骨の痛みを軽減します。
 
3:膝を戻して「1」の状態にして、また10秒キープします。この動きを3回行います。

産後に恥骨が痛むのは誰でも辛く、ストレスがかかるものです。まず、このような症状があるのだということを知り、痛みがあったときには、それをやわらげる方法を試してみてください。また、激しい痛みを感じたときは無理をせず、早めに病院を受診するようにしましょう。
TEL.047-409-4256お問い合わせはこちら
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